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〜東書店のある神田を中心に、界隈のおもしろい話題を紹介します〜




“笑い”は高度な脳トレだ!―――神田の地に集う、ジョークの達人たち

◆「ジョークサロン」とは?

今年の1/16付日本経済新聞の、なんとも愉快な記事が印象に残りました。

川柳・狂歌、コント、なぞかけ、替え歌…さまざまな笑いのスタイルで作品を披露しあい、笑いのセンスに磨きをかけているパワフルな集団「同巣会・ジョークサロン」が紹介されていたのです。

 ジョークサロンは、月に一度、神田・東書店の向かいにある千代田区スポーツセンター集会室で例会を開いており、例会で発表された作品は会報誌『伝笑鳩』に掲載、全国の400人の有志に配られるそうです。

論より証拠、メンバーの作品を少し紹介すると








・三ツ星マークの ミシュランガイド 見知らんガイドで 誘う店(高木正明氏)
・味覚の秋、不覚の秋です ――偽装食品(石井志津夫氏)
・父の背を 見て育ったら この程度(藤井敬三氏)
・おみくじを引けば出てくる凶の札、凶は今日だけ 明日から吉だ(野本浩一氏)
・漢字変換 内閣府→無核腐、内閣総理大臣→無覚想離大尽(山崎正剛氏)




◆笑いを生み出すには
世相風刺から、日常雑感まで、笑いの対象はさまざま。それにしても、ユーモアセンスを持っている、ということは、日々、情報収集のアンテナを張り巡らし、どう笑いにつなげるか、を考えていることなのだなあ、と感じます。知的な遊びなんですね。だから、高度な脳トレともいえると思います。ただ、そんなに堅苦しく考えなくても、誰かをクスリと笑わせることができたら、相当な快感ですよね、きっと。


◆「おじさまだけの楽しみ」?
ジョークサロンのメンバーは年輩男性が多いそうですが、彼らに独占させるのはもったいない!
 年齢性別問わず、笑いに興味のある方はぜひ「電笑鳩」(同会HPのURL  http://www.jokesalon.com)を覗いて参加してみてください。オリジナリティが勝負な場だと思います!